ページの表示速度の測定方法と比較ランキング

WEBサイトのページ表示速度の測定サイト(Google、GTmetrix、Kingdom Tools)を比較してみました。

ページの表示速度スピードテスト結果の比較とランキング

こんにちは。お試しペンギン君です。

MizHostが提供するピュアSSD構成サーバー(LiteSpeed)、高速バックボーン732Gbpsは、サーバースペックとバックボーン環境として、ページの表時速度の尺度から確かに特筆すべき条件です。しかし、これはページの表時速度の全体要件から見れば一つの条件に過ぎません。

今回は、具体的なWEBサイトを例に挙げてSEOで定義されている「ページの表示速度」についてお話したいと思います。説明は順序立てて試みますが「ページの表示速度」の前提条件として以下の3つの項目を提案します。(サーバースペックは今回の対象から除外しました)

ページの表示速度の前提条件:3つの項目

1、バックボーン(MixHostのLiteSpeedはバックボーン732Gbps)
2、ページに表示されるコンテンツのデータ量(サイト全体のデータ量ではありません)
3、ブラウザが読み込むページの記述(HTML、CSS、JavaScriptなど)

 

1、バックボーンについて
例えば、MizHostが提供するLiteSpeedサーバーは732Gbpsの高速バックボーンを掲げていますが、直接のバックボーンのインターネットのサーバーに732Gbpsの帯域で接続されていても「その先のサーバーがどのサーバーにどれくらいの帯域で接続されているか?」で実行速度が決まります。また、どこから接続するか?例えば、自宅のインターネット回線からの任意のサーバーに接続しても、自宅のインターネット回線の環境に依存して表示スピードは同一では有りません。言い出せばキリが無いのですが要は「接続先サーバー環境」〜「インターネット回線/経由サーバー環境」〜「自宅のインターネット回線の環境」の三拍子でデータのスピードは決まります。(あくまでもデータのスピードでページの表示スピードとしては条件の一つです)

2、ページに表示されるコンテンツのデータ量
これは文字どおりブラウザで表示する一つのページのデータ量です。複数の大きな画像をページに置いていれば全ての画像を読み込むまでページの表示が完了しません。但し、動画でもストリーミングの場合は順番に動画を読み込みながらページを表示しますので、この限りではありません。

3、ブラウザが読み込むページの記述
WEBページは基本的にHTML(HyperText Markup Language、ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)によって記述されています。WEBサイトにおけるCSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)やJavaScript(ジャバ スクリプト)はHTMLを補完する記述としていると考えてください。この場合、ブラウザがHTMLを読み込む時に記述が間違っている(文法が間違っている)と、ブラウザは悩みながらHTMLを読み込むことになります。この悩んでいる時間がタイムロスになってページの表示速度に悪影響を与えます。

「ページの表示速度」の前提条件:3つの項目は上記のイメージでお考え下さい。

 

では、3つの前提条件を基本に具体的な例を挙げて、ページの表示速度の測定と結果の考察をしたいと思います。

採用するWEBサイトは、先日サブドメインの三重奏の異名で作成した「LITESPEED高速SSDサーバーでサブドメインHTMLサイト」を使ってページの表示速度の測定を行います。

ページの表示速度の測定を行うサイト

Google Developers PageSpeed Insights(日本語サイト)
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

GTmetrix(英語サイト)
https://gtmetrix.com

Pingdom Tools(英語サイト)
https://tools.pingdom.com

スピードテストの結果はスクリーンショットで転載して良いのかわからないので今回は「現時点でのページ表示速度の評価」の結果を記載します。(尚、このページ表示速度の測定は、どのURLでも入力すれば結果が表示されます。つまり、どのWEBサイトでもページ表示速度を測定し結果を閲覧することができます)

では、これからページ表示速度の測定をしますので、しばらくお待ちください。
ページ表示速度を測定中
 画像は大勢の人がページ速度の成行きを見守っている様子です。
 小言:こんな画像を入れるからページ表示速度が遅くなる!?

お待たせ致しました!ページ表示速度の結果発表です。

対象HTMLサイト:LITESPEED高速SSDサーバーでサブドメインHTMLサイト

Google Developers PageSpeed Insights(日本語サイト)
測定結果:ページ表示速度:89 / 100(PC)、71 / 100(モバイル)

GTmetrix(英語サイト)
測定結果:ページのスピード得点(Page Speed Score):評価A(94%)

Pingdom Tools(英語サイト)
測定結果:パフォーマンスグレード(Performance grade):評価A(98点)

この3カ所以外にもページ表示測定の評価テストを行っているサイトは複数ありますが、今回は3つの評価測定サイトを採用しました。

特記事項:実はページ表示測定の落とし穴があります。それは、「どの場所から、どこに位置するサーバーへ接続するか」によってページ表示測定は変わってきます。コンテンツのデータ量やHTMLの記述は自助努力で何とかなりますが「どの場所から、どこに位置するサーバーへ」の全ての回線帯域は自助努力では解決せず誰も保証できないからです。

回線スピードのボトルネック
これは、あくまでも例ですが、僕の家や弟の家は、それぞれのプロバイダE社とK社に100MBの回線スピードがあるのですが、経由するサーバーAとサーバーBに10MBの帯域しか無い場合、

僕の家からサーバーBは、10MB回線しかない
弟の家からサーバーAは、10MB回線しかない

しかし

僕の家からサーバーAは、100MB(<<500MB)回線で接続可能
弟の家からサーバーBは、100MB(<<500MB)回線で接続可能

となり、
僕と弟では同じサーバーA(またはB)でも接続スピードが異なる結果になります。

ページ表示速度におけるバックボーンの考え方として少しお話させていただきました。

では!今回のページの表示速度測定ランキングの発表です!

 Google Developers PageSpeed Insights(日本語サイト)
理由:評価だけでなく、どの部分を修正すれば良いかを提示してくれる。

 Pingdom Tools(英語サイト)
理由:どこから、どこへ!を指定して表示スピードを測定してくれる。
本来のスピード測定は「どこから、どこへ」が、とても大事!

 GTmetrix(英語サイト)
理由:上位の2つが無ければ文句無しで1位の測定方法と評価内容。
他(紹介していませんが4位以下)のページ表示測定とは群を抜いている。

注釈:ページ表示測定のランキングは個人の趣味と趣向に大きく依存しています。

今回:お試しペンギン君の結論

1、ページの表示速度は、主に回線スピード、コンテンツ量、正確なHTMLに依存
2、ページの表示速度を測定するサイトや方法は世界中に数多く存在する
3、コンテンツ量、正確なHTML記述(SEO目的)は自助努力できる
4、ページの表示速度は接続元と接続先の帯域によって変化する
5、次回は、LiteSpeed高速Webサーバーの○○○についてレビュー(予定)
後記:○○○は、ページ表示速度の測定データ比較でした。

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後記:ページの表示測定の方法やSEO上のページ表示速度についてSNSでもお問合せをいただきました。LiteSpeedのページ表示速度の測定データ比較では測定方法なども公開しています。誰が測定しても、またどのWEBサイトを測定しても、再現性のある測定方法です。SEOの条件としてページ表示速度は一つの条件です。SEOはWEBサイトの目的に応じた一つの手段です。このあたりはSeo Panel導入前のSEO小話TIPsでもお話ししていますので、よろしければご参照ください。

最新のMixHostの仕様

レビュー記事の内容は記事作成時のMixHost仕様に基づいて作成されています。

 最新の仕様はMixHost公式サイトで確認できます。

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